Shawn Mortensen.

完成した僕の本を渡せなかった人、フォトグラファーのShawn Mortensen。彼との出会いは偶然でした。LAにあるギャラリー、New Image Artに遊びに行ったときにちょうど来ていたShawn。ギャラリーのオーナー、Marseaが僕たちを紹介してくれたのが彼との出会いでした。とても気さくで人なつっこい彼は「家に遊びにおいでよ」と僕たちを自宅に招待してくれて、その日の夜、Los Felizにある彼の家に遊びに行ったのがShawnを知るきっかけでした。Notorious BIGの大きなポスター、Black Flag のフライヤーやら、ペインティング、レコード、置物など彼の好きな物で埋め尽くされた家はとても興味深く、彼は今までに体験した旅行の話、音楽、映画、写真、そしてこれからの夢いろいろな話をしてくれました。そしてフォトグラファーとして被写体となる人物の魅力を最大限に引き出して撮影する真剣な姿勢を感じることもできました。どんなことでも何かを創造するということ対してこんなにエネルギッシュな人がいるんだ、そう思わせる人でした。Shawnと出会う以前から彼の写真を見たことがあったけれど、僕が本を作るときに彼にインタビューしたいと思ったのは、こうして自宅を訪れ本人を知れたことがきっかけだったんだと思います。

そうして彼と最後に連絡を取ったのは僕がLAに滞在していたとき。時間があったので彼の家にでも遊びに行こうと思いメールをすると、ちょうどその前日バラク・オバマが大統領に就任した日で、「今、ニューヨークでオバマの就任を祝福しているんだ、会えなくて残念。また次来たときに遊ぼう。本は進んでいる?完成を楽しみにしているよ!」との返事。

それから僕の本があと数ヶ月で出版されるという時に彼の兄からShawnが亡くなったとの知らせがありました。物作りにどん欲で、僕の本作りを心から応援してくれていた彼に本を渡すことができなかったことがとても残念。彼に会えたこと、貴重な話も聞けて僕の本に協力してくれたことはとても大切な経験でした。

This entry was posted in 未分類. Bookmark the permalink. Comments are closed, but you can leave a trackback: Trackback URL.