Ray’s Atelier

ときどきふと思い出す場所があります。そこはカリフォルニアのロングビーチにあった、アーティストRaymond Pettibonのアトリエです。ここは何度か訪れた場所ですが、初めての時はとても衝撃的でした。ノックしたドアを開けてくれた彼。小さな声で「さあ、入って」と招いてくれた部屋に入ると、床一面に散らばった作品の数々。躊躇している僕に「気にしないで、そのままでいいよ」と土足のまま自分の作品の上を歩くペティボン。それまで立派な美術館の壁か作品集で見ていた作品の上を土足で歩く…。僕にはこのできごとが衝撃的すぎたのです。こうしてときどき思い出してしまうのは、忘れられない悪夢のようなものだったからなのでしょうか?その時はまだペティボン本人の奇妙さに気がついていなかったのでした。

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